妊娠する確率ってどのくらい?

実はヒトは動物の中でも妊娠しにくいとされています。1回の排卵周期において正常に性行為があった場合の妊娠率は25%程度と非常に少ないです。ただし、この確率は概算値です。実際には年齢によっても変わってきますし、タイミングなどが合えば確率は変わってきます。

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年齢によって変わる妊娠確率

ヨーロッパの不妊専門雑誌が調査をした自然妊娠に関するデータです。

これによると、排卵日のタイミングに合わせてセックスを行った場合の妊娠確率は下記のようになっています。

年齢別に見る排卵と妊娠率の関係
(Human Reproduction Vol17, No5 pp.1399-1403.2002)

 

グラフを見てもらうと一目瞭然ですが、妊娠率は女性が若ければ若いほど高いということが分かります。
また、一方で男性が女性よりも年上の場合、男性が40歳未満の場合はさほど妊娠率に差が無いのに対して男性側も40歳を超えると妊娠率に影響を与えることが分かります。

妊娠率が高いセックスのタイミングは「妊娠するタイミング、妊娠する日」でも説明している通り、排卵の5日前から当日くらいまでです。中でも排卵日の2日前が最も妊娠率が高いタイミングといえるでしょう。

タイミングの測り方については基礎体温などである程度判断することができます。詳しくは「排卵日を計算する3つの方法」もご参照ください。

年齢別で考えると最も良いタイミングでセックスした場合

19歳~26歳:50%超
27歳~34歳:40%程度
35歳~39歳:30%程度

と年齢を重ねるごとに妊娠率は低下していきます。残念ながらこのレポートに40歳以上のデータはありませんが、さらに年を重ねるごとに妊娠率は低下していくのでしょう。

複数回施行における妊娠確率について

一般社団法人日本生殖医学会によると、排卵日とその前2日位を狙って性行為をすることによって89%が6周期、99%が12周期までに妊娠したと報告されています。
つまり、そのため、タイミングをしっかり考えた上で、おおよそ1年間、妊娠できないというのであれば妊娠できない理由が何かあると考える必要があるのかもしれません。
詳しくは「不妊治療の基礎」もご覧ください。

 

妊娠率と同じに考えたい「流産率」

もう一つ考えておきたいのが「流産率」の問題です。
上の確率は「妊娠率」です。これは受精卵が着床できた時点でカウントします。
しかしながら、妊娠をすることができても、それが無事生育するかは別です。

虎ノ門病院産婦人科が1989年1月から1991年7月までに集計したデータによると流産率は下記のとおりとなっており、35歳を過ぎると「流産率」の上昇が大きくなるということが分かっています。

25歳~29歳:11.0%
30歳~34歳:10.0%
35歳~39歳:20.7%
40歳以上:41.3%

 

理由としては女性側では「卵子の老化と質の低下」という点が最も大きいと言えるでしょう。詳しくは「卵子の老化の原因と予防」でも解説していきます。


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