過度なダイエット・肥満は妊娠を阻害する

肥満はもちろん妊活にとってマイナスなのですが、「やせ過ぎ」というのも良くありません。妊娠したい女性にとって最も良い体重はいわゆる「標準体重」と呼ばれる体重を目指すことが大切です。

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標準体重とは何か? BMIと妊娠

標準体重とは、人が肥満でも痩せでもなく、最も健康的に生活できると統計的に認定された理想的な体重のことを指します。そのため理想体重とも呼ばれることがあります。

具体的にはBMIという数字が22となる体重が標準体重です。
BMI(Body Mass Index)というのは体重と清朝から計算される人の肥満度を示す指標です。

標準体重=(身長m)2×22

仮に身長が158cmの人の場合は(1.58×1.58)×22=54.92kgとなり、これが標準体重となります。

ちなみに、文部科学省が行った学校保健統計調査・運動能力調査によると20代女性の平均身長は158.6cmで体重は50.76kgだそうです。標準体重は55.33kgですから、平均的に20代女性は「やせ過ぎ」の状態にあると言っても良いかもしれません。

なお、一般的に女性が美しく見える体型はBMI20程度と言われておりこちらは「美容体重」とも呼ばれます。ただし、妊活中の女性の方はBMI22の標準体重(理想体重)を目指すべきだと思います。

 

妊娠のためにはBMIを22にしなければいけないのか?と呼ばれると必ずしもそうではありません。

当然許容される幅はあります。一般にはやせ過ぎとなるBMIが18.5未満といった痩せの方やBMI25を超える肥満となると妊娠に対して問題をきたすともいわれています。

 

やせすぎの方と妊娠

BMIが18.5未満の状態を一般に痩せと言いますが、やせ過ぎも妊娠をしづらくすると言われています。それは排卵などに関わるホルモンの生成などが上手に行かなくなることでバランスが崩れて、無排卵などの状態になる可能性もあるからです。

特に「体脂肪率」が関係しており、体脂肪率が15~20%を下回ると月経不順を引き起こしやすくなります。体脂肪というものは、生命維持に必要なものなので、体脂肪があまりにも少なくなると人の体は生命維持のことを考えるようになるからと言われています。

痩せすぎで体脂肪率が低い人は20%以上というのを目途に多少体重を増やしてもよいと思います。

また、妊娠した後も、やせすぎの妊婦は低出生体重児(2500g未満)を出産する割合が高くなります。生まれた時に体重が低すぎると糖尿病や高血圧などの生活習慣病のリスクが高くなるともいわれています。

 

太り過ぎの方と妊娠

痩せすぎも問題ですが、太り過ぎも問題です。
一般にBMIが25を超えると肥満と言われますが、肥満の状態はそれ自身が不妊の原因となります。
また、妊娠した後も、妊娠中毒症、妊娠糖尿病などのリスクが高まるほか、出産・分娩時にも難産となるリスクが高まります。

妊活のために無理なダイエットをすることは逆にダイエットのやり過ぎとして逆効果となります。
食生活を見直して適度な運動をするということが対策となるでしょう。


特に、太り過ぎの場合は妊娠後の体重増加量に対しても制限が付きますので、妊娠をしながらダイエットをしなければならないという状況になってしまいます。

 

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